砂糖中毒

アンチエイジングと長寿遺伝子

長寿の人には「長寿遺伝子」が活発に働いていることが解っています。
この長寿遺伝子は、誰もが持っていますが働きは方によって老化の速度が違っている事が解っています。
皆さんの回りにも、実年齢より若く見える人がいると思います。

肌の艶や頭の回転も早く、話すだけなら現役の学生よりも知識もあり元気でエネルギッシュです。
老化をコントロールするのは、サーチュイン遺伝子と呼ばれ普段は眠っているのです。
このサーチュイン遺伝子に加えてSir2遺伝子が同じようにアンチエイジングに働く事も解りました。

わたしたちの体はエネルギーを摂取して、脳を使ったり食事、運動でそのエネルギーを消費します。
疲れた体は睡眠中に正常な状態に生まれ変わり、それを繰り返して生きています。
ところが、最近では摂取エネルギーより消費エネルギーが少ないために、カロリーオーバーしている人が増えています。

これは肥満や高血圧、生活習慣病の原因にもなり老化を早める原因にもなります。
無理なダイエットで、カロリーを制限するのは良くありませんが、消費エネルギーを高くすることは可能です。
脂質や糖質を抑えて適度な運動をすれば、消費エネルギーもアップします。

NADと言う成分は、代謝酵素をサポートして遺伝子を活性化します。
カロリーを抑えるとNAD濃度が高くなりサーチュイン遺伝子濃度がスイッチが入るのでアンチエイジング効果が現れていきます。
あくまでも、バランスの良い食事でカロリーを抑えていくことが前提なので、無理なダイエットは骨の密度を下げたりするので良くありませんね。
ポリフェノールに含まれるレスベラトールが、サーチュイン遺伝子を活性化させ抗酸化作用をもたらす事から、赤ワインやブルーベリー等ポリフェノールが注目されています。
ポリフェノールは、ワインだけでなくお茶にも含まれていて食後のコーヒーよりもお茶を飲む事がアンチエイジングにも関係していくのです。
アンチエイジングは、長寿遺伝子を働かせるカロリーコントロールに活性酸素の除去が大切なのです。

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