砂糖中毒

日本酒のアンチエイジング効果

日本酒の原料になる麹菌には、細胞を活性化して老化を抑える働きがあることが解っています。
飲む点滴や魔法の調味料等とも呼ばれ、日本酒だけでなく甘酒にもアンチエイジング効果が高いことも話題となっています。
麹は、日本酒だけでなく味噌や醤油にも利用されていて日本人には馴染みの深いものです。

黴の一種ですが、日本酒は米や麦、醤油は大豆に麹菌を繁殖させたものです。
日本酒がアンチエイジングに効果的なのは、麹の酵素の生産量が多いためで生命を司る酵素が非常に多いことが細胞に働きかけていくからなのです。
酵素にも種類がありますが、麹には種類も量も豊富ですからでんぷん質やタンパク質を分解し消化や吸収を助けて体を健康にしてくれるのです。

米麹には、ビタミン、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ナイアシンが含まれていて中でもビタミンBの保有量が断トツです。
疲労回復にもビタミンB群は効果のある栄養ですから体にも非常に大切ですね。
麹には、オリゴ糖が含まれていていますので、腸内環境の改善にも効果があります。

腸内の悪玉菌を抑えますから老廃物の排出も良くなって美肌効果にも作用します。
その他にも、メラニン色素抑制効果があるので、スキンケアに含まれていているのです。
浴槽に入れると保温効果もありますから冷え性の改善にも良いですね。

日本酒には、抗酸化作用の高いフェルラ酸があり、活性酸素を除去してくれます。
シミやソバカスの原因にもなる嫌な活性酸素除去効果で美のアンチエイジングをしてくれるんですね。
麹菌は、細胞レベルのアンチエイジング効果がありますので、お酒の飲めない人は麹を使ったら料理を利用しても良いでしょう。

日本酒だけでなく、酒粕の方が栄養や酵素も多いので酒粕や麹を利用したレシピ、食品も増えています。
適量は血行の改善にも良いのですが、飲みすぎは肝臓に負担を掛けてしまい体を壊してしまいます。
たしなむ程度で日本酒を楽しんでいただき、米麹や酒粕を利用してアンチエイジングしていきましょう。

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